元民主党議員である平岡秀夫氏のとんでもない行動が話題になっている。
なんと、北朝鮮の平壌までわざわざ出向いて、金正恩総書記の偉大さを讃(たた)えてきたというのだ。
さらに驚くことに、北朝鮮のミサイル開発者の話を笑顔で聞き入れ、交流していたというのである。
北朝鮮の核ミサイルに対する脅威が増す中、平岡秀夫氏はなぜこのような行動を取ったのだろうか?
調べてみました。
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平岡秀夫と北朝鮮の関係とは?
今回、平岡秀夫氏が北朝鮮を訪れたのには理由がある。
北朝鮮の祖国解放記念日に行われる祭典に参加するためだ。
もちろん誰もが自由に参加できる式典ではない。
参加する大前提として、「金正恩総書記を称える人士(=地位や教養のある人)」であることが必要であり、また北朝鮮との友好活動家の中でも代表メンバークラスの人たちしか参加できないのである。
これだけでも、北朝鮮と相当濃い関係を持つ人物であることは分かって頂けると思う。
さらに、過去の経歴についても見てみよう。
平岡氏のWikipediaを覗いてみると、過去に所属していた団体に、北朝鮮との交流を重視する議員を集めた超党派の議員連盟である【日朝国交正常化推進議員連盟】や
北朝鮮に対するこれまでの「対話と圧力」路線を放棄させ、融和的な外交政策の復活を目指す議員連盟である【朝鮮半島問題研究会】に所属していたことが分かる。
北朝鮮側との太いパイプを築いていても何らおかしくはないのである。
過去の国会答弁においても、北朝鮮を擁護するような立場から発言をされていることが分かって頂けると思います。
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平岡秀夫が訪朝した真意とは?
2015年には政界を引退されていた平岡氏ですが、かつては法務大臣という重役を務めた経歴を持つ人物でもあります。
現在、北朝鮮への渡航自粛勧告が外務省から出されているにも関わらず、それを無視してまで訪朝した真意とはどういったものなのでしょうか…?
平岡氏は週刊現代さんによるインタビューで次のように答えておりました。
Q.外務省は日本国民の北朝鮮への渡航自粛勧告を出していますが、元法務大臣がその禁を破ってよいのですか?
平岡氏「北朝鮮の要人から、『(渡航の制限が厳しい)日本と違ってわが国は、元法務大臣でも入国を制限していませんよ』と言われたくらいです」
Q.北朝鮮のミサイルの脅威を、どう考えていますか?
平岡氏「日本国民が北朝鮮に恐さを感じているように、北朝鮮国民もまた、日本の敵対的な行動に恐怖を感じています。そして北朝鮮側も、国際社会の理解を得たいという想いなのです。私は今回、初めての訪朝でしたが、そのことが印象的でした」
引用:週刊現代(9月16日)
この発言を聞いて違和感を覚えるのは私だけではないでしょう。
質問に答えてない上に、内容がおかしいのですから。
2つ目の回答に関しても、
「北朝鮮側が核実験やミサイルを発射している」ことから、日本が(防衛上)敵対的な行動を取るのは当たり前のことですよね。
北朝鮮側に明らかな原因があるにも関わらず、「国際社会の理解を得たい」という、いかにも北朝鮮側の主張を代弁するような受け答えをしているのが不自然なのです。
「日本よりも北朝鮮!」という思想を持っていると疑われても仕方のないことのように思えます。
仮にも日本のことを第一に考えてくれているような人でしたら、ミサイル開発者の話を喜んで聞いたりはしないであろうと思えてならないのです。
個人の思想は自由とされておりますが、仮にも過去に政界に関わったものであるならば、国際情勢をもう少し考えて行動していただきたいと願うばかりである。
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