山口敬之の詩織さん事件は疑問だらけ?週刊新潮のメール全文を検証!

2017年5月発売の週刊新潮によって、準強姦の疑惑をスクープされた山口敬之氏。

本誌には、被害者女性の詩織さんとのメール全文が掲載されておりましたが、疑問に思う点がいくつか見つかりました。

今回は、話題になった山口敬之氏の詩織さん事件について、公表されたメール全文と疑問点について書いていきたいと思います。

 

 

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山口敬之氏のプロフィール

 

引用:www.1242.com/spweek/201610/wp-content/uploads/sites/2/2016/09/7bdb94cd59773ce65e10ebaf6b13d7d0-400×300.jpg

 

名前:山口敬之(やまぐち のりゆき)

出身:東京都

生年月日:1966年5月4日

大学:慶應義塾大学経済学部

経歴:元TBSワシントン支局長、ジャーナリスト

 

 

詩織さん事件について

 

詩織さん事件とは、現在からちょうど2年前に当たる2015年の4月に起きたとされる事件です。

被害者女性の詩織(しおり)さんが山口氏と食事に出かけた際に、途中から記憶を失い、再度気づいた時にはホテルでレイプされていたとして、警察に相談しております。

 

その後、山口氏に対する「準強姦の逮捕状」が発行されるも、逮捕直前で捜査員から『上からの指示で逮捕できなかった』と連絡が入り、見送られます。(2015年6月8日)

結局、逮捕まで至ることのないまま同年8月26日に書類送検されますが、翌年2016年7月22日に「嫌疑不十分のため」不起訴処分となった事件です。

 

これが真実だとしたら、本当に痛ましい事件ですよね…。

山口敬之氏に関しても人間性を疑うレベルですし、仮に真実であるならば今すぐにでも逮捕して欲しい人物です!

 

 

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週刊新潮のメール全文を紹介!

 

以下の画像をみて頂ければ分かると思うのですが、山口氏は性行為まで及んだことを認めつつも、あくまで「お互いに反省すべき点があった」という立場に立ってメールを書いております。

この場合、被害者側からしてみれば、何を反省すれば良いのでしょうか…?

 

吐瀉物を撒き散らかしたことでしょうか?

それとも、その場で身体を許してしまったことですかね?

二人を乗せたタクシー運転手の証言から山口氏がホテルまで連れ込んだとされているのに、よく言えたもんだなぁと思います。

 

また、2枚目の画像には山口氏が当時の状況について事細かに書いた内容が載っておりますが、コチラに関しては疑問に残る点がありました。

それらを含めて、次で書いていきたいと思います。

 

→【週刊新潮のメール全文:その1

 

→【週刊新潮のメール全文:その2

 

→【週刊新潮のメール全文:その3

 

 

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山口敬之氏に関する疑問について

 

まず1つ目。

メールの内容から、2つのベットを使用したことが伺えるのだが、週刊新潮が取材したホテル関係者によると

 

客室に2つあったベッドのうち1つしか使われた形跡がなかった。しかも、そのベッドには血痕がついていた

引用:デイリー新潮

と証言しているとのこと。

メールでは、やけに事細かく当時の状況について書いているくせに、一部分だけが違うというのもおかしく思います。

 

 

そして、疑問2つ目。

タクシー運転手の証言から、女性は最初「近くの駅で降ろして」と言っていたのにも関わらず、山口氏が「とりあえず駅はあれだからホテル行って」と目的地を変更していたということ。

順当に考えれば、彼女の自宅や家族や知人のところまで送ってあげれば良いものを、なぜ行き先を変更してまでホテルにお持ち帰りしたのか?

 

この事件に関して、一部では「ハニートラップかもしれない」という悲しい意見も見られましたが、仮にそうだとしたらなぜタクシーに乗った時点で「近くの駅で降ろしてくれ」などと言ったのか…?疑問です。

 

疑問3つ目。

詩織さんとのメールのやり取りの中で、山口氏側から「あなたが妊娠するということはあり得ないと考えています」という文章がありましたが、その根拠がかなり謎ですよね。

 

精子の活動が著しく低調だという病気

 

…それだったら、避妊具を付けなくても大丈夫ということなんですかね?

常識のある大人からしたら、それはあまりにも残念過ぎる言い訳です。

性交渉における「先っちょだけだから!」と同じくらい信用なりません。

 

 

最後に

 

今回の事件に関して、政治的なことと結びつけて政権を批判したり、詩織さん自身を「ハニートラップ」などとする意見を見かけましたが、個人的には少し論点が違うなぁ…と感じました。

 

確かに、疑いをかけられている山口氏は安倍首相と近しい人ですし、山口氏が助言を求めたとされている内閣情報官の北村滋氏も安倍首相の片腕と呼ばれている人物かもしれません。

 

反対に、詩織さんの代理人弁護士である西廣陽子氏が所属する弁護士事務所「松尾千代田法律事務所」の代表弁護士が民進党の松尾明弘氏ということも、もしかしたら関係しているかもしれません。

深くまで追及していったところでこういった関係性が出ててくるのも不思議に思いますが、事件の核心となる問題(今回の事件であれば、山口氏の一連の行動に違法性があったかどうか)から外れるような批判というのは、個人的に納得できませんでした。

 

政治的な問題と結びつけて複雑化するのではなく、スッパリ切り離して「シロなのか、クロなのか」いち早く真実が究明されることを願っております。

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 

 

コメント

  1. おじさん より:

    両者の言い分が食い違う中で、大切なのは第3者の証言や物証でしょう。

    ホテルの清掃係さん(山口市のゲロをはじめとする話の信用度が相当明らかになるはずです)・タクシーの運転手さん(駅で下してほしいというのを無視したなら、反論があっても他の状況と合わせた場合、非常に山口氏不利になります)が、出てきて証言が行われれば、詩織さんの正当性が相当に明確になります。 勿論、警察の圧力に関しての証言や、ホテルの監視カメラの映像、なども重要です。

    しかし、気になるのは、「トイレで意識消失」という話です。食事の間に何回トイレに行ったのか。時間的に考えると、それが初めてのトイレぐらいで順当という気もします。そうすると、山口市には薬を入れるチャンスがあったのだろうか?という疑問を感じます。

    ホテルの清掃係の人の、ベッドは一つしか使われた形跡がなかったという証言も気になります。山口氏は事が終わった後で、一緒にその晩、一つの狭いベッドで寝たでしょうか? この場合、終ってしまったら、別に寝た可能性が高い気がします。

    不起訴相当かどうかは、なんとも言えないという感想ですね。双方の言い分にいささかの無理がある気がする。

    しかし、道義的に、山口氏は品性の高潔な人物ではないということは言えるでしょう。

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