米津玄師さんが作詞作曲を手がけた新曲『パプリカ』。
歌っているのは米津玄師さんがプロデュースした小学生5人組ユニットのFoorin(フーリン) です。今回は『パプリカ』の歌詞に込められた意味について徹底考察していきたいと思います。
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米津玄師が作詞したパプリカの歌詞は?
まずは、米津玄師さんが作詞されたパプリカの歌詞について見ていきましょう!
歌詞全体を通してみると、子供の頃に友だちと一緒になって遊んでいた光景が思い浮かんできますね。
【1番目】
曲りくねり はしゃいだ道
青葉の森で駆け回る
遊び回り 日差しの街
誰かが呼んでいる
夏が来る 影が立つ あなたに会いたい
見つけたのはいちばん星
明日も晴れるかな
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
【2番目】
雨に燻(くゆ)り 月は陰り
木陰で泣いていたのは誰
一人一人 慰めるように
誰かが呼んでいる
喜びを数えたら あなたでいっぱい
帰り道を照らしたのは
思い出のかげぼうし
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
会いに行くよ 並木を抜けて
歌を歌って
手にはいっぱいの 花を抱えて
らるらりら
会いに行くよ 並木を抜けて
歌を歌って
手にはいっぱいの 花を抱えて
らるらりら
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
かかと弾ませこの指とまれ
引用:Youtube
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パプリカの意味は?徹底考察してみた!
パプリカの意味について詳しく考察していく前に、まずはこの曲の概要について説明しておきたいと思います。
この曲は2020年とその先の未来に向かって頑張っているすべての人を応援する目的で始動した「2020応援ソング」プロジェクトの為に、米津玄師さんが書き下ろした新曲になります。
NHKと聞くと、個人的には受信料問題の件であまりいいイメージはないのですが、今回は米津玄師さんが関わっているので、この点については安心です。
というのも、8月15日に「パプリカ」のCDがリリースされるとのことなのですが、このシングルにおける米津さんの印税や収益は「独立行政法人・日本スポーツ振興センター スポーツ振興基金」に寄付され、次世代のアスリート育成のために使われるとのこと。
米津さんの人徳ですよね。
ファンの方たちからの人気や信頼が厚いのも納得です。
Youtubeでは「パプリカ」のMVが7月19日に公開されましたが、7月20日19時までの再生回数は14万回に達しております。
この曲を歌っているのは小学生5人組ユニットのFoorin(フーリン)。
実はこのFoorin(フーリン)、今回はじめて知ったという方も多いかもしれませんが、米津さんが直々にプロデュースしたユニットになります。
今後、人気が爆発していくかもしれませんね!
…さて。
前置きが長くなってしまいましたが、
次からは歌詞の意味について考察していきたいと思います。
「パプリカ」1番目の歌詞と意味
1番目の歌詞と意味はこんな感じになるのかな…と思いました。
曲りくねり はしゃいだ道
青葉の森で駆け回る
遊び回り 日差しの街
誰かが呼んでいる
最初の歌詞で思い浮かぶのは、
元気な子どもたちが遊びはしゃいでいる様子です。
誰かが呼んでいるとありますが、
これは友達同士で名前を呼び合っている
場面ではないでしょうか?
青葉の森とあるので、
「こっちに、でっかいカブトムシやクワガタがいるぞー!〇〇も来てみろよ!」
という声が聞こえてきそうですね。
夏が来る 影が立つ あなたに会いたい
見つけたのはいちばん星
明日も晴れるかな
影が立つとあるので、時間帯は日が暮れる夕方もしくは日没後ですかね。
(昼間の影は伸びませんよね。)
また、ここで出てくる「いちばん星」というのは金星のことを指していると思われます。
太陽が沈んだ後に一番最初に見える星ということから、一番星と呼ばれるとのこと。
ほとんどの場合は金星か一等星を指すとされておりますね。
余談ですが、日没後に見える金星は「宵の明星(よいのみょうじょう)」とも呼ばれます。
「あなたに会いたい」とあるので、遠くに引っ越してしまった友達のことを思っているのかもしれません。
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
パプリカの意味(花言葉)について調べてみると、
「同情」や「哀れみ」といった意味の他に
「君を忘れない」という意味もあります。
前述のあなたに向けた言葉なのかもしれません。
また、ハレルヤという言葉の意味は
キリスト教で「歓喜」「感謝」を表す言葉になります。
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「パプリカ」2番目の歌詞と意味
同じく、2番の歌詞の意味はこんな感じになるのかな…と考察しました。
雨に燻(くゆ)り 月は陰り
木陰で泣いていたのは誰
一人一人 慰めるように
誰かが呼んでいる
【燻(くゆ)る】という言葉の意味は、煙が立ち込めるという意味の他に
表面に出さないで心の中で思い悩むという意味もあります。
「雨に燻(くゆ)り 月は陰り」という歌詞は、
天候の状況の他に、そのときの心情を現しているものだと思われます。
木陰で泣いていたときに、
その時は名前さえもまだ知らなかった
みんなが「大丈夫…?」と心配してくれているような
情景が浮かんできます。
喜びを数えたら あなたでいっぱい
帰り道を照らしたのは
思い出のかげぼうし
思い出を思い返してみたら、
あなたと過ごした楽しかった日々の記憶で
いっぱいになった。
帰り道の気持ちを明るく照らしてくれていたのは
そんな思い出ばかりだった。
「パプリカ」ラストの歌詞と意味
会いに行くよ 並木を抜けて
歌を歌って
手にはいっぱいの 花を抱えて
らるらりら
誰に「会いに行くのか」と考えてみると、
ここではあなたに会いに行くという意味になるとは思うのですが、
「花を抱えて」というのが少々引っかかります。
花を抱えて会いに行く場合というのは、
病院のお見舞いか、お墓参りのときぐらいではないでしょうか?
ただ、この曲が「応援ソング」として作られていることを考えると、
あなたが亡くなってしまっているという可能性は低いですよね。
なので、病院で闘っているという意味で捉えました。
また、関係があるのかどうかはわかりませんが、
ボカロ曲には「らるらりら」という曲があります。
この曲も子供の頃に関連している曲になるので、
もし、内容として繋がっていたとすればスゴいですね!
以上が歌詞の考察になります。
「パプリカ」のMV
パプリカのMVは以下になりますが、
Youtubeからしか視聴できない仕様になっておりますので
右下の【Youtube】ボタンから直接アクセスしてみて下さいね!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました!
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