ベストな睡眠時間は年代よって変わる?
20代だからといって、睡眠を疎かにすると危険です!
「ショートスリーパーだし、問題ないでショ!」
と思われている、ソコのあなた!
実は黄色信号ピカピカですよ!
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20代のベストな睡眠時間とは?
今まで、睡眠時間を特に気にしたことがある方なんて、ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか?
10代~20代の方は「まだ若いから…」という根拠のない理由をもとに、ついつい無理をしてしまいがちだからです。
ですが、偶然にも、睡眠時間について調べる機会があった時、偶然にも見つけてしまったのです…。寿命との関係を。
そのことについて少し古いデータですが、しっかりとした研究結果も出されております。
1980年代に、カルフォルニア大学のダニエル・クリプペ博士が100万人以上を対象に「睡眠と寿命の関係の調査」を行いました。
その結果、1日に7時間(6.5~7.4時間)の睡眠をとっている人の死亡率が最も低く、それ以上もしくはそれ以下の睡眠時間の人は、寿命が短くなる傾向があることが判明したのです。
また、日本においても同様の結果が報告されております。
名古屋大大学院の玉腰暁子助教授らの研究グループが、日本人約11万人を対象に1988~99年の間に行った調査によれば、上記の結果と同じように、7時間(6.5~7.5時間)の睡眠をとっている人の死亡率が一番低いという結果が出たのです。
もちろん、上記の研究結果はあくまでも平均の睡眠時間であるので、年代別の最適解とは言えません。
また、当然のことですが、人によって体重や身長が違ってくるように、最適な睡眠時間というのも変わってくるものです。
なので、おおよその目安にはなってしまうのですが、20代の方であれば7~8時間がベストな睡眠時間であると言われております。
逆に7時間以下の睡眠時間であれば、寝不足に当たると言われておりますね。
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寝過ぎは体に毒!?日常に潜む睡眠過剰と睡眠不足の危険性!
「えっ…?寝すぎって良くないの…?」
と思われたあなた!結論から言いますと、全く良くありません!!
上記でご紹介した研究結果からは、死亡率の低い睡眠時間がわかると同時に、高い睡眠時間も判明したのです。
それが、寝すぎ(睡眠過剰)です。
では、何時間以上の睡眠が寝すぎに該当するのでしょうか?
個人差はもちろんあるので、一概には言えませんが、おおよそ9.5時間以上寝ていると、黄色信号ピカピカらしいです。どのくらい、黄色信号なのかと言いますと、睡眠時間が7時間の人の死亡リスクと比べると男性で1.73倍、女性で1.92倍高まるという結果になっております。
では、逆に睡眠不足なら大丈夫なのか?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
はっきり言いましょう!全く大丈夫じゃありません!!
結論から言いますと、7時間睡眠の方の死亡リスクと比べて、男性で1.62倍、女性で1.60倍高いという結果です。寝過ぎに比べると、ややリスクは低く思えますが、それでもリスクが高まるというのは、なるべく避けたいですよね。
気になる睡眠不足とされる時間ですが、だいたい4時間 (4.4時間)以下の方は、黄色信号ピカピカです。
お仕事などでお忙しい方は、なかなか睡眠時間を確保することが難しいと思いますが、少しでも無駄な時間を減らして、早めに寝ることを心がけてくださいね。
これでスッキリ!!安眠のための秘術とは?
安眠を妨げるものは、日常に溢れかえっています!
ですから、【それをいかに受け流しできるか】が大切になってきます!
以下では、安眠を得るための秘術をご紹介していきます。
1.ストレスに備える!
ストレスは生きていく上で、ずっとあなたにつきまとう、悪質な敵です。
ストレスに備えるというのは、良質な安眠を得るためには必須となってきます。
では、どのように対処すれば良いのか?
それは、思考の転換で、だいぶ克服することができます。
私なりの対処法をご紹介いたしますと、批判に関しては耳を貸さない、もしくは気の合わない人の意見は適当に受け流す…というのが、結構おすすめです。
すると、嫌いな人がいたとしても「おっ。そうだね。」で終わりますし、仕事の悩み事であっても「別に死ぬわけじゃないんだから、本当にくだらない。」で、だいたい片付きます。
本当に悩むべきことを自分に関することだけに限定すれば、おのずとストレスに備えることができます。
そして最終的には、怒りや不安(=ストレス)にとらわれない、本当の「気高く気品があふれた存在」になってみましょう!その頃には、自然と安眠を手にしていると思いますよ!
2.手足を温め、コップ1杯の水を飲みましょう!
就寝前に、手足を温めることで脳も身体もリラックスモードに入ることができます!
具体的には、お風呂から上がった際には靴下を着用し、手には綿100%の薄手の手袋をはめるのがよいかと思います。要は、手足を冷やさないことが大事なんですね!
あとは、就寝前のお水!これは本当にオススメですよ!
だいたい5~15℃の水を200~250ml飲むことで、副交感神経を刺激し、リラックスモードに入ることができると同時に、脳卒中・脳梗塞・心筋梗塞のリスクを簡単に減らせて、なおかつ、お肌を乾燥から守るとも言われています!!
お水パワー、とってもスゴイです。今日からでも遅くないので、安眠を手にするためにも、ぜひ習慣づけてみてください。
ちなみにですが、ガブガブ飲み過ぎるのも逆に良くないので、200~250mlの範囲を守ってくださいね!
3.就寝前はブルーライトを避ける!
これは、皆さんご存知のことかもしれませんが、就寝前のブルーライトは脳を活性化させてしまうのです。すると、なかなかリラックスモードに入れず、寝付けなくなってしまうという状態に陥ってしまいます。
この対策としましては、就寝前にスマホやパソコンに触らないのが一番ですが、それがなかなか難しい方のほうが多いと思います。なので、ブルーライトをカットするメガネを使用するか、またはスマホやパソコンの画面にブルーライトのカットフィルムを貼るかのどちらかをオススメいたします。
ご参考までに上記製品のおおよその値段ですが、メガネの方は度付きで1万円前後、度なしで4千円前後。フィルムの方は、スマホ用で4千円以下、パソコン用で7千円以下なので、フィルムのほうが安いですね。
安眠に繋がると考えたら、安い出費かも…?
まとめ
20代のベストな睡眠時間は7~8時間を目安に!
寝過ぎや寝不足は、要注意です。
そして、安眠を手にする秘術は…
- ストレスに備えること!
- 手足を温め、お水を200~250ml飲むこと!
- 就寝前はブルーライトを避けること!
の3つです!
さっそく今日から実践し、皆さんで長生きしちゃいましょうね!!
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