けものフレンズ考察!すごーいハマる理由をケモナーが考えてみる

 

 

どうも、こんにちは!

先日アニメに詳しい友人から、今期アニメの中で最もヤバいとされる『けものフレンズ』を勧められました。

 

自分がケモナーであったこともあり、多少の期待に胸を踊らせながら観てみたのですが、噂通りすごかったですね。(当初の期待は良い意味で裏切られましたがw)

 

 

今回は、そんな『けものフレンズ』を5話まで視聴した時点での考察とすごーいハマる理由について書いていきたいと思います。

 

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なぜ「すごーい」ハマるのか?理由の考察。

 

 


 

 

 

初めは興味本位でみていたのですが、気がつけば知らない間にハマっていました…。

 

…まるで怪しい薬を使っていた容疑者のようなコメントだが、率直な感想を述べるとそんな感じになる。

 

 

第1話の開始5分で「観ているのが辛い…面白くもないし、何なんだこれ。」と思っていた自分でさえ、最終的には【ハマって】しまったのだから、驚きである。

 

 

ケモナーが好きそうなケモノキャラでもなければ、ストーリーが面白いわけでも、ギャグが濃いわけでもない。

されに言えば、絵がきれいなわけでもないし、子供向け番組的な要素が強い。

 

 

じゃあ、一体どこにハマる要素があったのか?と聞かれると、その答えとして挙げられる点は大きく分けて2つある。

 

 

その1つ目は【物語全体が優しい世界で包まれていること】だろう。

 

第1話でサーバルちゃんが、何をやってもダメなかばんちゃんに対して言った言葉の中で「平気平気、フレンズによって得意なことは違うから!」という言葉があります。

 

 

普通の社会で生きている人間も、人それぞれ得意なことは違いますが、ある物事に対して失敗したときにかけられる大抵の言葉は「何をやっているんだ」とか「こんなこともできないのか」といった言葉がほとんどだと思います。

 

 

…もちろん「アニメの中の世界じゃん」と言われてしまえばそれまでですが、こういった現実とはちょっと違う【優しい世界】を見せてくれるアニメは、幼少の頃に友達と遊んで過ごしたような、どこか懐かしい気持ちに浸らせてくれます。

 

「〇〇ちゃんはちょっと××(短所)かもしれないけど、△△(長所)に関してはスゴイよね!」みたいな。

 

 

余談ですが、今まで生きてきた中で友達に言われた最高の褒め言葉は

「お前は変態だけど、意外と良い奴だよな」でした。

 

変態と認められたことが最高に嬉しかったですね(*^^*)

 

…はい。

 

 

その話はさておき、その他にも【優しい世界】は感じられます。

 

ストーリー上、様々な動物をモチーフにしたフレンズと呼ばれる美少女たちが登場するのですが、その中の誰一人として「悪いヤツ」がいないのです。(謎の物体、セルリアンは除きます)

 

 

サーバルちゃんは最初からそうですが、全ての登場人物が見ず知らずの動物(フレンズ)に対して惜しげも無く協力してくれます。

何の対価も要求せずに…です。

 

 

2話に登場するコツメカワウソちゃんやジャガーちゃんも「楽しそう」という気持ちだけで、快くバス作りに協力してくれますし、3話に出てくるトキちゃんも、カバンちゃんを山頂まで飛んで連れていってくれます。

 

バス

【けものフレンズ】第2話より

 

 

 

そして、各話の最後の方では、自分が何の動物か全く分からないカバンちゃんに対して、「きっと素敵な動物だよ!」と伝えてくれます。

 

 

このアニメの舞台となっている「ジャパリパーク」は皆がフレンズであり、そこには偏見も差別もない夢のような世界になっているんですよね。

 

そんな世界観が、このアニメの魅力の1つではないかと思います。

 

 

また、一般的に動物の世界観をよりリアルに描こうとすると「食物連鎖」というキーワードがどうしても出てきてしまいますが、「けものフレンズ」ではあえてそういった場面を描いてないところもGOODなのかもしれませんね。(仮に全面的に描かれていた場合でも、それはそれで面白いとは思いますが)

 

 

「食物連鎖」を扱う内容で個人的におすすめしたい作品に『あらしのよるに』という狼と羊に焦点を当てた物語があるのですが、まぁ、興味があればぜひ見てみて下さい。

超絶にオススメしたいのは原作である絵本の方ですが、人目がちょっと恥ずかしいなぁ…という方には映画ですね!(内容は似ていますが、感動できるのは絵本の方です。)

ちなみに自分が生まれて初めて、泣かされた絵本がコレでした。

 

 

…論点がずれてしまいスミマセン。

戻しますね。

 

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ハマる理由の2つ目としては【このアニメが持つ許容性と包容力】にあります。

 

IQが溶ける~」や「知能レベルが下がる~」と言われる理由もここにあると思います。

 

 

一般的に名作と言われるアニメは人物関係や独自の固有設定など多少頭を使う要因を含んでいることが多いのに対して、「けものフレンズ」は至って単純・簡単です。

 

 

それもそのはず、目的が一貫していて「正体不明のカバンちゃんが何の動物かを知るために旅を続ける」だけです。

その道中、フレンズと呼ばれる擬人化した動物たちと出会いますが、最初に登場するサーバルちゃんとラッキービースト(ボス)以外、その話限りの使い捨てキャラなので、話の途中から見たとしても「こいつ誰だっけ現象」は起こりませんし、理解しやすいです。

(最新5話まで視聴した段階です)

 

 

また、登場するフレンズたちは基本的にモチーフとなっている動物の特徴や習性を引き継いでいるので、知能レベルも決して高くない事が多いです。

 

例として、2話に出てくるコツメカワウソちゃんがその典型で

わーい!」「たのしー!」「すごーい!」といった言葉を連発します。

 

普通の世界でしたら「こいつ、ヤバいな…」で終わりですが、先述したようにお話の舞台は偏見も差別もない【ジャパリパーク】です。

 

キミは○○のフレンズなんだね!!

この一言で全てが許されます。

 

この圧倒的な許容性。そして、何者でも受け止める包容力

たとえ、このアニメを1秒も見てない人であっても、「すごーい!」や「たのしー!」と呟いただけで、立派なフレンズになれるのです。

 

 

従来のアニメならば、信者から「見てないくせに知ったかぶりするなよ!」や「にわかのくせに語るな!」とまで言われてもおかしくないですが、このアニメは根本から違います

 

信者が「誰でもフレンズ!」だから、アニメを見ていない人でも「フレンズ」になれるのです。

 

そして、このアニメに関しては、肯定的な意見も否定的な意見も何もかもが自由であるが故に、「そうゆう意見もあるんだね!じゃあ、フレンズだ!」という具合になるのです。

 

 

語彙力がいくら死んでも、IQがどれだけ溶けても、皆がフレンズ。

誰でも分け隔たりなく、このアニメを通して共通の仲間になれるのです。

 

 

こんなに優しい世界が今まであったでしょうか?

宗教とは全く違う、新しい世界。

 

この限りない許容性と包容力が「けものフレンズ」にハマる2つ目の理由です。

 

 

 

余談ですが…。

 

私のツマラナイ文章をここまで読んでくださった方も、実はもう立派なフレンズです。

 

これから先、何があっても、どんなに辛いことがあっても、一生のフレンズです。

一方的な言葉で申し訳ありませんが、「ありがとう」という気持ちとともにこの言葉を送ります!

 

ようこそ、ジャパリパークへ!!」(*^^*)

 

 

どんな形でも、一緒に楽しめたらとっても嬉しいですね!

否定にせよ肯定にせよ、すべてを受け止められるような優しい人間になりたいと、本気でそう思いました。

 

 

 

…本来であるならば、ハマる理由についての考察の後に、アニメの中に隠された伏線についても考察してみようとも思ったのですが、長くなってしまいそうなので別の記事で紹介いたしますね!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました!!

 

すごーい!うれしー!!(*^^*)

 

コメント

  1. より:

    これは運命的ですねwww僕は中3の時にたまたま家庭科の授業であったので読みましたw
    まさかけものフレンズググってたらあの作品の名前が出てくるとはw
    「あらしのよるに」はホントに深かったです。どこか他の本とは違って心に残ってました
    普段絵本とか読まない自分が授業の暇つぶし程度に読んでた本がこんな所で紹介されてるとは
    という独り言です…あ、これも何かの縁ですし、これから定期的にブログ読ませていただきますね!
    けものフレンズ、たーのしー!(1話から四週目)

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