以前、別の記事で【けものフレンズEDの歌詞から最終回の結末について考察してみた】という内容を書いたのですが、第10話までアニメが放送されたことで、「あっ…この考察、違うな。」と思い、書き直してみることにしました。
今回は改訂版ということで、歌詞をすべて見ていくのではなく、部分抜粋しながら最終回の展開を予想していきたいと思います。
個人的な考察なので、ところどころおかしな点もあるかもしれませんが、温かい目で見ていただけたら幸いです!m(_ _)m
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【けものフレンズED】の考察からわかることは?
引用:http://tn-skr2.smilevideo.jp/smile?i=30644013.M
前回の考察ではEDの歌詞を「サーバルちゃんの視点」に立って書いてみたのですが、10話まで視聴した段階で、これは「かばんちゃんの視点」に立って書かれたものじゃないか?という考えに変わりました。(思いっきり逆でしたね…。)
「かばんちゃんの視点」に立って書いたものだとすると、歌詞の中に出てきた「君」という言葉は「サーバルちゃん」を指すものだと考えられますね。
冒頭の歌詞で、
この世の奇跡ギュッとつめて
君と出会えたんだ
とありますが、ここで出てきた「奇跡」という言葉の中には、「サンドスター」の不思議な影響があったのでは?と考えました。
今までで明らかになった情報として、
【サンドスター】+【動物、もしくは動物だったもの】=【フレンズ】
【サンドスター】+【無機物】=【セルリアン】
であることが分かっています。
「奇跡」が「かばんちゃん」に対して起こったと考えると、かばんちゃんに対して「フレンズ説」と「セルリアン説」が出ているのも納得ができますね!
私は、これに関しては、「フレンズ説」もしくはアプリ版での「プレイヤー説」、それか「カコさん説」のどれかだと思っていますが…、どれもまだ断定まではできそうにないです…。
(※私がここで、プレイヤー説を出したのは、アプリクリア後にプレイヤーはジャパリパークの園長になるという設定があったからです。)
ちなみにですがサーバルちゃんに対しては、既に「奇跡」は起きてますね。(フレンズ化しているという意味で)
…はい。
次の歌詞、
必ず僕らまたどこかで
出会いを果たすだろう
という部分に関してですが、ここは少し引っかかりました。
「どこかで出会いを果たす」のが「必ず」というのは、裏を返せば「1回別れたことがあったけれども、また出会えることは分かっている」ということですよね?
これをかばんちゃんとサーバルちゃんに当てはめて考えると、過去に一回は会っていた事になります。
では、どこで?と考えると、おそらくアプリ内ででしょう。
サーバルちゃんがアプリ内で会っていた人の中にカコさんが居たかどうかは分かりませんが、ミライさんとアプリのプレイヤーには会っていますよね!
「おっ!ということは…、かばんちゃんのフレンズ説が強いのか!?」と思えますが、どうなんでしょうかね?
次の歌詞を見ていきます。
かけがえのない
僕と似た君へ
の部分では、「似た」という言葉が気になりますね。
これは、かばんちゃんもフレンズ化しているという意味で「似ている」のか、それともお互いが元セルリアンという意味で「似ている」のかは分かりません。
現時点で、サーバルちゃんに関しても元セルリアンだった「セーバルちゃん説」があるので、どちらの可能性も考えられます。
これについては、→【けものフレンズ第10話の考察】で説明しておりますので、こちらの記事をご参考下さい。
そして、仮にかばんちゃんが元セルリアンだとすると、その正体はヒトの“輝き”を奪ったセルリアンクイーンであると考えられます。(過去に一度会っていたということにも当てはまるので。)
サーバルちゃんの本当の正体が明らかになれば、かばんちゃんの正体も特定できそうなんですけどね…(^_^;)
次は2番目の歌詞についてです。
切ない思いが押し寄せた
さよならの夕焼け
この歌詞で注目するのは、「夕焼け」ですね。
第1話でサーバルちゃんとの別れ際の風景も「夕焼け」でOPの画像にある海岸での風景も「夕焼け」でした。
この文言からEDの歌詞が物語に関係していると考えました。
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次はかなり飛ばしますが、
ああ 僕らは立った今
ゴールは別々 スタートライン
思いでしまい込んで
踏み出した先は未来へ
という歌詞についてです。
ゴールは別々という言葉から、目指しているものに相違があることがわかります。
かばんちゃんは「ヒト」であるから、海の外へ。
サーバルちゃんは「フレンズ」だから、ジャパリパークへ。
という捉え方もできます。
余談ですが、このEDを聴いていて今更ながら気づいたのですが、
「未来」とミライさん、「過去」とカコさんって対になっていたんですよね。
これには驚きました。
最後、考察班の方も注目していた歌詞についてです。
どれだけ敵を作ろうとも
僕が君の味方でいるから
つまりはこれからもどうかよろしくね
「どれだけ敵を作ろうとも」というのは、
サーバルちゃんが実は元セルリアンの「セーバルちゃん」(=アプリ版で登場。サーバルちゃんの“輝き”を奪ったセルリアン。最終的に仲間になった。)だったと考えると辻褄が合います。
というのも、ほかのフレンズからしてみれば、サーバルちゃん(セーバルちゃん)は「敵」に当たることになるからです。
ここでは、仮にそうだとしても、僕(=かばんちゃん)はサーバルちゃんの味方でいるから、というメッセージなのではないでしょうか?
そして、最後の「つまりはこれからもどうかよろしくね」という部分。
これは、「今まで通り、これからも友達としてどうかよろしくね!」という意味ではないでしょうか?
今までの歌詞の流れをみると、「お別れ」のニュアンスを含む言葉が多いのに対し、最後は「つまりはこれからもどうかよろしくね」という言葉で終わっています。
一見すると内容が矛盾しているようにも思えますが、「友達という関係性」において「これからもよろしくね」という意味で捉えれば、仮に別れがあったとしても矛盾はしていません。
以上の内容から、私が考えた最終回の展開としては、
【かばんちゃんとサーバルちゃんが海岸でお別れして終了】ではないか?と考えました。
…個人的に考える最高のシナリオとしては、
船が海岸から離れて別れの挨拶を言う時に、我慢できなくなったサーバルちゃんが驚異的なジャンプ力で船に飛び移り、「やっぱり一緒に行く!」という展開になって、フレンズ化していたサーバルちゃんが島から離れたことで元のサーバルキャットの姿に戻っても、かばんちゃんが「ずっと友達だからね!」と言い、サーバルちゃんが「みゃー!」って言ってたら、
絶対号泣します…。( ;∀;)
いや、仮にどんな終わり方をしたとしても、泣いてしまうとは思うのですが…。
もうホント、バッドエンドにだけはしてもらいたくないですね。
お互いが幸せになれるシナリオを期待しましょう!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました!!
コメント
いつも丁寧な文章、ありがとうございます!頑張って下さい!
嬉しいコメントありがとうございます!
つたない文章ですみませんが、精一杯ご期待に添えるよう頑張ります!(*^^*)
かばんちゃんとサーバルちゃんのであいとわかれは
第一話ですでにありましたよね。
これは考察というよりただの希望ですが
最終話では逆に
サーバルちゃん「さっきわかれたばっかりじゃない」
かばんちゃん「ちゃんと一回わかれたからいいの」
となってほしい。
どんなおわりかたでも、けものフレンズがおわる、というだけでもう…
涙だけでなく笑顔でもむかえられる最終話でありますように。
ありがたいコメントありがとうございます!!
そうですね…。
私も、そのお気持ちは痛いほどわかります…( ;∀;)
やっぱり、最後は皆が笑顔になるような終わりが良いですよね。
陰ながら、私もそう願っております!!
サーバルちゃんセーバル説の場合、島から離れたらどうなるんだろう
けもフレらしい終わりでも、ちょっと切ない終わりでもいいから伏線はきっちり全部回収してほしい
貴重なコメントありがとうございます!
そうですね…。
サーバルちゃんがセーバルちゃんだった場合、サンドスターの影響を受けていることで今の状態を保っていられると考えられるので、消滅してしまう可能性も考えられます…。
ただ…、アプリ版ではセーバルちゃん特有の【輝き】(=サーバルから奪ったものかもしれませんが)を持っていたので、他のフレンズと同じように元の動物の姿に戻れる可能性もありますね。
不確かなことしか書けず申し訳ないです…。
私も同じく、最後は伏線がすべて回収されることを望んでおります。そこはもう、製作者の方々をしんじるしかないですね!(*^ω^*)
「1回別れたことがあったけれども、また出会えることは分かっている」ついさっきかばんちゃんがやられたシーン見てしまったけどまた会えるって信じていいんですよね…?
鬱展開じゃないことを祈っています
貴重なコメントありがとうございます!
断言はできませんが、たつき監督によればバッドエンドはなさそうとのことなので、
また会えるかと…!
私も鬱展開にならないことだけを願っております。m(_ _)m
3ヶ月も前のコメントを読む人がいるか、わかりませんが、この『ぼくのフレンド』の内容を作品に当てはめるとするならば、考察の難易度は跳ね上がりますが、ぼく=ミライさん説を提唱してみるのも面白そうですよ。