今年でケモナー歴8年になる管理人がおすすめする、最新のケモノ漫画をランキング形式で紹介していきます。
また、各ケモノ漫画の内容と魅力を画像つきでまとめてみましたので、ご参考程度に目を通していただければ幸いに思います。
※ご紹介させていただくケモノ漫画について、紹介順による優劣等はございません。
どの作品に関しても一律におすすめしたい作品です。
また、本記事で使用させていただいている画像の著作権につきましては、各作品の著作権者さまに帰属いたします。
使用上の問題があれば、ご面倒をおかけいたしますが適宜コメント欄にてご報告ください。
確認後、削除いたします。
それでは、いってみましょう!
BEASTARS【著:板垣巴留】
『BEASTARS』の内容
肉食獣人と草食獣人が共存する世界。
主人公の狼獣人の青年「レゴシ」が通う高校で、この世界で禁忌とされている「草食獣人が食べられる事件」が発生してしまう。
犯人を見つけるために動き出すレゴシだが、自身が肉食獣人であることや人見知りな性格も相まって、周りからは犯人と疑われてしまう場面も…。
そんな中、同じ高校に通う一人の雌ウサギに恋をしてしまい…?
引用:『BEASTARS』
学園という舞台を通して繰り広げられる、友情や恋愛、異種族同士の共存のあり方など、ケモナーでなくても十分見ごたえのある漫画となっております。
『BEASTARS』の魅力
マンガ大賞の受賞とアニメ化されたことを受けて、一般的にも広く認知されるようになった作品の1つですね。
この作品の最大の魅力は、話の内容はもちろんですが、登場人物たち(獣人たち)の細やかな描写にあると思います。
登場人物だけを見てみても、ある一定の種族(狼や虎など)に留まらず、兎や鹿、パンダに鷲、鼠に象、熊などなど…。
引用:BEASTARS
体の大きさや特徴が全く違うケモノたちを獣人として描き分けているだけでなく、元となる動物の能力や性格をキャラに反映したり、小さな一場面でも喜怒哀楽の多様な表情を表現したりと、細かい描写がいたるところに散りばめられている点が特に素晴らしいと思いました。
また、今でこそ動物をモチーフにした漫画は増えてきましたが、ビースターズほど「多くの獣人の豊かな表情」を描き分けられている作品は数少ないと感じます。(※商業誌の範囲内で…です。)
ケモノに興味がある人でもそうでない人にも、ぜひ一度は読んでもらいたい、そんな作品です。
『BEASTARS』について余談
最近になって知ったことなのですが、作者の板垣巴留さんは格闘マンガで有名な『刃牙』シリーズの作者である板垣恵介さんの実娘とのことでした…。
ご家族そろって狭き門とされている有名漫画家にのし上がるとは…スゴいです。
いつか、お二人の作品のコラボ絵を見てみたいですね。
羊竜飼いのケモノ事情【著:うかんむり】
『羊竜飼いのケモノ事情』の内容
ケモノ使いの優しい少年【アム】、とっても珍しい羊竜の女の子【シーラ】のふたりが羊竜のお婿さんを探す旅に出る漫画。
幼い頃からずっと一緒だったふたりの関係は親密さもそれなりで…?
限りなくモフモフで、限りなくケモい。
「ケモセーフ」という言葉でギリギリを攻めている…そんな内容となっておりますね。
(個人的には大歓迎です。)
『羊竜飼いのケモノ事情』の魅力
この漫画の魅力は何と言っても「ケモノ感が強いこと」ですね。
名前に「ケモノ」が含まれている通り、全体を通して可愛いメスケモがどんどん出てきます。
羊竜を筆頭に、スカンク、狐、鼠、鹿、ヤギ、蛇、精霊、…最後の方にちらっと狼獣人などなど。
引用:『羊竜飼いのケモノ事情』
また、「商業誌の限界に挑んだ」という記載が一巻の裏側にあるように、個人的にアウトっぽいなぁ…と感じるシーンがいくつもあったので、正真正銘ケモナー向けの一冊だと思います。
唯一気がかりな点としては、メスケモの登場率が圧倒的に高いので、オスケモを期待している方には少し残念に感じてしまうかも…です。
大丈夫そうであれば、全力でおすすめしたい本になりますね。
ちなみに、こちらの漫画は全4巻で完結しております。
→【羊竜飼いのケモノ事情】
『羊竜飼いのケモノ事情』についての余談
作者のうかんむりさんが以前ご活動されていたサークル【180ミリキャノン】にて、2013年に発売された同人誌『もふもふのきもち』の中で羊竜飼いの主人公アムと羊竜のシーラが、
同じく2013年に発売された『はっぴー☆じんぎすかん』にて、作中のヤギのシロヤちゃんとクロヤちゃんが出てくることを知っていると、より下半身にグッとくると思います。(※どちらも獣八禁なのでご注意です。)
ケモノギガ【小石ちかさ】
『ケモノギガ』の内容
人見知りで超がつくほど不幸体質の少年「ユウ」が転校した学校は異能力を操る人外たちの特殊機関だった…!?
獣化できる能力を持つユウが仲間の獣人たちとともに、共通の敵である「マカツヒ」たちを相手に激しいバトルを繰り広げていく漫画になります。
ケモノ漫画の中では数少ない王道バトルを展開している今作ですが、肝心な「ケモノ成分」もふんだんに詰め込まれている点がとてもGOODです。
可愛いケモノから、かっこいいケモノまで…。
加えて、全体を通してアツくなれるストーリーは、ケモナーさんじゃなくてもおすすめしたい内容となっております。
『ケモノギガ』の魅力
この漫画の魅力は、バトルシーンの表現力と登場する獣人たちの2点ですね。
まず、バトルシーンの表現力についてですが、その迫力と画力の高さから、当初ケモノ漫画として楽しんでいた自分がいつの間にか戦闘シーンの方をメインに楽しんでいた…と思えるぐらいに引き込まれるものがありました。
引用:『ケモノギガ』
序盤はそれほど激しい戦闘はあまり見られないですが、中盤辺りから現在連載中の場面にかけてはかなり見ものですので、機会があればぜひ見ていただきたいです。
次に、登場する獣人たちについてですが、基本的にケモ度が高いのはもちろんのこと、
普段は物静かで穏やかそうなキャラがバトルで(普段は強力すぎるため封じている)異能力を開放するシーンになると、とてつもなくカッコ良くなるのは惹きつけられるものがありますね。
引用:『ケモノギガ』
ケモノ漫画でありながら王道バトルものの側面を持つ、この漫画ならではの魅力だと思います。
今後のバトルもますます面白くなりそうなケモノギガ、必見です!
(ちなみにですが、電子書籍版でしか販売されていないので、本屋さんで探されることのないようご注意です。)
→【ケモノギガ】
『ケモノギガ』についての余談
作者の小石ちかささんが以前ご活動されていたサークル【磊落神社(らいらくじんじゃ)】にて、2015年に発売された同人誌『CHEMOTHERAPY』の作中に、ケモノギガのリコや委員長のイラストが登場することを知っていると、これまた下半身にグっと…(以下自重)。
(※ちなみに、こちらも獣八ry)
ボクらの恋はケモノ道!【著:姫川明、犬耳もえ太、銀ノ助ほか】
『ボクらの恋はケモノ道!』の内容
ケモノ界隈の巨匠たちによる完全獣人のBLアンソロジーコミック。
(※一般商業誌です。)
収録されている話は全6話で144ページあり、ケモノBLと言っても過度な表現がないため初心者でも抵抗なく読める内容となっております。
登場する獣人は狼にウサギ、サメに猫、犬などなど。
唯一の注意点としては、表紙に描かれている子たちは本作品に登場していないので、そこだけはお気をつけください。(その代わりとなる素晴らしい作品が載っています!)
『ボクらの恋はケモノ道!』の魅力
この漫画の魅力は6人分の著者さんたちが描くケモノ作品を同時に堪能できることにありますね。
ケモノ界隈に長く在籍されている人たちなら1度は耳にしたことがある(と思われるほど)有名な著者さんたち(姫川明さん、犬耳もえ太さん、銀ノ助さん、KENSANさん、シロイさん、伊達なつくさん)が描いた作品がこの1冊に詰め込まれているのは、もはや「贅沢」という言葉以外見つかりません。
中でも、ケモノ界隈の先がけとなった2011年発行の四足ケモノ同人誌『よつあし』の執筆陣の一人として名を連ねる犬耳もえ太さんの作品は現在でも人気が高く、『ボクらの恋はケモノ道!』に収録されている『アルコールと依存症』という作品に関しては後に続編にあたる同人誌が発行されたりもしました。
(題名は『蒼井さんと夜』シリーズになります。)
まだあまりケモノに詳しくない方でも、この1冊を読むことでお気に入りの作品と出会えるきっかけになるかもしれない…そんな素敵な魅力を含んだ漫画になります。
→【ボクらの恋はケモノ道!】
『ボクらの恋はケモノ道!』についての余談
筆者がこの本の中で1番驚いたのが、作者の一人である姫川明さんがやや上級者向けと思われるケンタウロス系の作品を描かれていたことでしたね。
自分が知っている姫川明さん(改名後は姫川明月さん)は児童向けの小説『ドギーマギー動物学校』の印象がとても強かったので、勝手に「可愛らしいケモノ絵なんだろうなぁ…」と想像していたのですが、本作品では美形イケメンの絵だったので「あれっ…?」という感じでした。
個人的には、姫川さんの絵は『ドギーマギー動物学校』のほうをおすすめしたいですね。
獣の形の女の子【著:三三】
『獣の形の女の子』の内容
内容は短編集形式で人と人外が主なテーマとなっており、それをさらに「恋愛」と「家族」という2つの視点から数話描かれております。
話の中身がどれも秀逸なものばかりです。
その内容を簡単に紹介すると…
・恋をすると異形(ケモノ)に変化してしまう少女の話。
・バイト先に入ってきた唯一の女子がドラゴンの話。
・竜を従属させた男の話。
…など、書き下ろしを含めて計14作品が収録されております。
これまでに紹介した作品に比べるとマイナーな1冊かもしれませんが、1つ1つの話の内容や読みやすさ、登場する人外キャラを考慮すると、TOP5に入れてもおかしくない作品だと思います。
『獣の形の女の子』の魅力
この本の魅力は何と言っても1つ1つの話の重厚さだと思います。
作中の1つ『新人バイトの竜崎さん』のようにクスッと笑える話もあれば、『怪物のお父さん』のように思わずホロリ…とさせられる話もあったりと、感情を揺さぶる作品をギュッと凝縮したような、そんな1冊だと感じます。
また、短編集なので、サクッと読めてしまうところもおすすめポイントですね。
Pixivのアカウントをお持ちでしたら、こちらから『新人バイトの竜崎さん』が読めますので、お時間があればぜひ見てみてください。
→『新人バイトの竜崎さん』(pixiv)
→【獣の形の女の子】
『獣の形の女の子』についての余談
私がこの作品を初めて知ったきっかけとなったのがWEBコミックサービスの1つである【Pixivコミック】だったのですが、作中に「ドラゴンが登場すること」と「狼が登場すること」の2点を確認するやいなや、通販で即ポチってしまった作品になります。
衝動買いに近かったとも言えますが、結果が大当りだったので良かったです。
ちなみに、作者さんの読み方は「三三」で「さんぞう」と読むそうです。
その他おすすめケモノ関連記事について
ケモナーおすすめ!ケモノ・獣人漫画をまとめてみた!(旧バージョン)
ケモナーがオススメするケモノ画像と動画!ケモノの絵師さんも!
ケモナーおすすめ!ケモノ系アニメをレベル別に紹介!
グラブルのビィくんが可愛いと話題に!気になる声優とオススメ画像!
純粋なケモノゲーム、アプリをご紹介!よつけも派?それとも獣人派?
ポケモンのケモノ画像と動画!ケモナーがおすすめするサイト紹介!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
姫川明はゼルダの伝説シリーズで有名なのでそちらも記載してみてはどうでしょうか。
そちらは姫川氏の描いたオリジナルキャラクターが公式にも逆輸入されるなど、原作にも大きな影響を与えているようです。